まずは、各基板を繋げるわけだが、ニキシー管基板と時計基板を繋げるのが面倒臭かった。基板の構造上の問題なのだろうか、番号がシーケンシャルに並んでいない。だから、ケーブルがあちこちクロスしていて、必要最小限の長さで繋げるつもりだったが、無駄に長くなってしまった。コンパクトな箱に詰め込むはずだったが、一番の邪魔者はケーブルだった。
さて、ここまでくると、ほぼ完成である。っていうか、完成である。通電テスターくらい用意しておくべきであったが、まぁ、基板をみたところ、ハンダがブリッジしてるようなところもなさそうだし、浮いてるようなところもなさそうだし、教科書どおりに作ってはいるので、まぁ、大丈夫だろう。っていうか、通電テスターをどうこうするゆとりなぞないのだが
基板を固定してからだと、修理するのもなにかと面倒なので、とりあえず、箱に納める前に点灯式を執り行った。
どう?ちゃんと点灯してますよ。時刻合わせスイッチもちゃんと機能しております。
ここで確認事項。
・6桁すべて点灯しているか? (おっけーおっけー!)
・各桁は0ー9まで表示されるか?
ん?今さら気づいたが、よくよく考えたら、6桁目(一番左端)って、0、1、2しか表示しねーじゃん。一番がんばってるのは1桁目じゃん。もし1桁目の8の表示がおかしいってなったら、6桁目の管と交換すりゃいいんだな?ってことも考えたうえでニキシー管をマウントするべきだった!だったらハンダ付けしないでソケット作ってモジュール化しときゃよかった。まぁ、壊れたときは、そんときってことで、どうにかしよう。
さて、箱に組み込んでディスプレーケースに入れてみたところです。ちゃんと時計もあわせました(っていうか、朝の4時かよ)。とりあえず、天板は乗せてるだけです。なんか、電源基板のあたりからミュイーンって音がするんだよね、密閉するのが恐くて・・・。電源ユニットの取扱説明書には、そんな音がしても正常ですって書いてあるけど、なんか恐いんだよね。しかも真空管だし、いきなりパァーーーーン!って弾けたりしないだろうか、ヒヤヒヤもんです。
これがニキシー管の表示部分の拡大。これくらいしかいい写真がとれなかった。「4」に比べて「2」や「0」が奥に表示されてるようにみえますよね?ニキシー管ってのは、この管の中に、0から9まで光る数字の板が並んでいるんだけども、素人考えでは、奥から0、1、2・・・って並べていきゃいいと思うんだけど、なぜか、一番手前が「6」で、一番奥が「0」なんだよね。ロシア製だからなのか?だから、秒数のところの管を見てると、数字が奥にいったり手前にきたり、LEDと違って奥行き感のある表示なんだよね。
真っ暗な中ではこんな感じに光っております。ディマーコントロールが、時計ユニットのところにあったから、光センサ使って部屋の明るさに応じてディマーさせるってのも多分できるんだと思う。当初ベッドルームに置くつもりだったけども、意外と明るいんだよね。枕元にこれ置いといたら、本が読めるんじゃないかってくらいだ。
さて、というわけで、今年のお年玉を使っての楽しい電子工作は終了しました。事故も怪我も失敗もなく終了し重畳でございます。これにて「NTCKPP」完遂ということで計画終了でございます。おっと、最後の「自慢する」ってのは、これからだな。大いに自慢するとしよう。
NTCKPP
1.計画をたてる。 (Done)
2.完成形を想像する。(Done)
3.採寸する。 (Done)
4.筐体のデザインを決める。(Done)
5.筐体のCADデータを作成する。(Done)
6.ハンダ付けの練習をする。(Done)
7.電源ユニットを作る。 (Done)
8.時計ユニットを作る。 (Done)
9.ニキシー管をマウントする。 (Done)
9a.箱を作る。(Done)
10.つなげる。(Done)
11.点灯式(Done)
12.時間を調整する。(Done)
13.自慢する。(Yes!! That's All Finished!! さて、どうやって見せびらかそうか)
希望小売価格、¥20000也 誰かほしい人いる??
0 件のコメント:
コメントを投稿