2005/07/02

ザウルス購入

 僕の仕事は、いわゆる営業とかでもないので、スケジュールってものがあまり大事にされていない。何時何処で誰それと打ち合わせ、なんてのには、ちょっと縁遠いお仕事なのです。
 しかし、今年度から、ちょっとその辺の取り巻く状況が変わってきて、スケジュール管理ってのが、ちょっぴり必要になってきた。
最近は、携帯電話っていうものがあるのだが、僕は携帯電話の日本語入力インタプリタについて、かなりのストレスを感じるため、携帯電話では、電話機能しか使っていない。
僕にとって、日本語としての文章やメモを残す、一番の方法ってのは、やはりキーボードが一番なのである。おそらく、人が喋っているスピードと同じくらいのスピードで入力することができるので、お気に入り順としては、「キーボード」>「手書き」>「携帯電話」となる。
  ずぼらな僕が、如何にスケジュール管理を行うか、これはものすごく重大な選択だ。ノートでもいいのだが、キーボードになれた僕は、文字を書くのが嫌だ。携 帯電話は、以ての外だ。ノートパソコンは高すぎるし、でかすぎる。そして、いろいろ悩んだ挙げ句に、出てきたのが、PDAだ。Linuxユーザーの僕に とって、選ぶべきPDAってのは、シャープのザウルス以外、ないだろう。というわけで、決断まで、およそ5分でザウルス購入が決定した。
 ザウルスのいいところは、小さいながらも、キーボードがついているところだ。手書き入力にも対応しており、書き順がめちゃくちゃで、字の汚い僕の手書き入力でも、かなりの高確率で目的の文字を入力してくれる。これはすごい。最近の手書き入力の能力の高さには脱帽だ。
  ザウルスには、スタイラスペンというプラスチックのペンがついている。本体に内蔵できるようになっているが、収めている時のロックがあまく、鞄の中で迷子 になることがよくある。それに、このペンは、短くて細くて、とてもじゃないが、満足いけるペンではない。インクの出切ったボールペンを使ってはどうかと 思ったのだが、タッチパネルに傷をつけてしまわないか、不安だ。以前、どこかのサイトで、ボールペンとシャープペンとスタイラスペンの3色ペンがあったよ うな気がしたので、とりあえず、渋谷のイトウヤへ行ってみた。金額3500円也。たっけーーーーー!!。詰め替え用のスタイラスペン(ただのプラスチック の棒なのに、詰め替え用てのも変な話だが)は、850円。これもたっけーーーー!ただのプラスチックの棒になんで、100円以上払わなくてはいけないん だ!?
 よし、自作すりゃいいのだ。まずは、母艦となる3色ペンを用意。これは我が家に何本か転がっていた。次に、2.5mm径のプラ棒を購入。これは250円。5本入りで、1本が3本分の長さがあるので、15本作ることが可能だ。
というわけで、手書き入力用スタイラスペンを3色ボールペンの「青」に仕込むやり方を紹介しましょう。

1:3色ボールペンの青を抜く。その長さにプラ棒を切る。
2:プラ棒の先を自分好みにやすりをかけて尖らせる。僕は面倒なので、カッターで削り、リューターで研磨しました。
3:プラ棒の逆端を、1.5mmのドリルビットでパイプ状に穴を掘る。深さ約5mm程度
4:穴に瞬間接着剤を流し込み、3色ボールペンの青に差し込み、固着させる。
できあがり。

はたして、使い心地は・・・・・・

ペン先をかなり細めに作ったので、付属品のスタイラスよりも、シャープな書き心地になりました。しかも、なんとなく、爪楊枝としても利用できそうです。