2005/07/02

ザウルス購入

 僕の仕事は、いわゆる営業とかでもないので、スケジュールってものがあまり大事にされていない。何時何処で誰それと打ち合わせ、なんてのには、ちょっと縁遠いお仕事なのです。
 しかし、今年度から、ちょっとその辺の取り巻く状況が変わってきて、スケジュール管理ってのが、ちょっぴり必要になってきた。
最近は、携帯電話っていうものがあるのだが、僕は携帯電話の日本語入力インタプリタについて、かなりのストレスを感じるため、携帯電話では、電話機能しか使っていない。
僕にとって、日本語としての文章やメモを残す、一番の方法ってのは、やはりキーボードが一番なのである。おそらく、人が喋っているスピードと同じくらいのスピードで入力することができるので、お気に入り順としては、「キーボード」>「手書き」>「携帯電話」となる。
  ずぼらな僕が、如何にスケジュール管理を行うか、これはものすごく重大な選択だ。ノートでもいいのだが、キーボードになれた僕は、文字を書くのが嫌だ。携 帯電話は、以ての外だ。ノートパソコンは高すぎるし、でかすぎる。そして、いろいろ悩んだ挙げ句に、出てきたのが、PDAだ。Linuxユーザーの僕に とって、選ぶべきPDAってのは、シャープのザウルス以外、ないだろう。というわけで、決断まで、およそ5分でザウルス購入が決定した。
 ザウルスのいいところは、小さいながらも、キーボードがついているところだ。手書き入力にも対応しており、書き順がめちゃくちゃで、字の汚い僕の手書き入力でも、かなりの高確率で目的の文字を入力してくれる。これはすごい。最近の手書き入力の能力の高さには脱帽だ。
  ザウルスには、スタイラスペンというプラスチックのペンがついている。本体に内蔵できるようになっているが、収めている時のロックがあまく、鞄の中で迷子 になることがよくある。それに、このペンは、短くて細くて、とてもじゃないが、満足いけるペンではない。インクの出切ったボールペンを使ってはどうかと 思ったのだが、タッチパネルに傷をつけてしまわないか、不安だ。以前、どこかのサイトで、ボールペンとシャープペンとスタイラスペンの3色ペンがあったよ うな気がしたので、とりあえず、渋谷のイトウヤへ行ってみた。金額3500円也。たっけーーーーー!!。詰め替え用のスタイラスペン(ただのプラスチック の棒なのに、詰め替え用てのも変な話だが)は、850円。これもたっけーーーー!ただのプラスチックの棒になんで、100円以上払わなくてはいけないん だ!?
 よし、自作すりゃいいのだ。まずは、母艦となる3色ペンを用意。これは我が家に何本か転がっていた。次に、2.5mm径のプラ棒を購入。これは250円。5本入りで、1本が3本分の長さがあるので、15本作ることが可能だ。
というわけで、手書き入力用スタイラスペンを3色ボールペンの「青」に仕込むやり方を紹介しましょう。

1:3色ボールペンの青を抜く。その長さにプラ棒を切る。
2:プラ棒の先を自分好みにやすりをかけて尖らせる。僕は面倒なので、カッターで削り、リューターで研磨しました。
3:プラ棒の逆端を、1.5mmのドリルビットでパイプ状に穴を掘る。深さ約5mm程度
4:穴に瞬間接着剤を流し込み、3色ボールペンの青に差し込み、固着させる。
できあがり。

はたして、使い心地は・・・・・・

ペン先をかなり細めに作ったので、付属品のスタイラスよりも、シャープな書き心地になりました。しかも、なんとなく、爪楊枝としても利用できそうです。

2005/06/16

ジンギスカン

 なにやら、ジンギスカンが流行っているらしい。
お?北海道出身のおいらの出番だな?
流行っているらしいって情報は、土曜昼間のテレビの情報番組で行列のできるお店の紹介で取り扱っていたので、知るに至った。
しかし、なんでいきなり流行るんだろう?どうやら、羊肉に含まれるカルチニンっていう成分が、脂肪を燃焼させるらしく、健康にいいと紹介されたかららしい。

いやいや、ちょっとまて、それは無理があるだろう。

 僕の知るジンギスカンってのは、鍋一面に油が漂い、よっぽどビーフステーキの方が脂肪分が少なくて良質のたんぱく質が摂取できるのではないだろうかってくらい、「脂っこい食べ物」の最たるものという印象なのだ。
  僕が北海道に住んでいた18年の間、ジンギスカンを食べていたからこんな体型になってしまったとは確信をもって言えるが、ジンギスカンのおかげで、健康的 な日々を送っていたとは言えない。それほど、ジンギスカンってのは、健康とは反対側にあるものだと、今でも思っている。それを証拠に、僕は太っている。

  僕の田舎(北海道というには範囲が広すぎるので、空知地方としておこう)では、何かにつけ、ジンギスカンを食べる。親父の職場仲間が遊びに来たら、ジンギ スカン。花見では、ジンギスカン。運動会で、ジンギスカン。キャンプ、バーベキューでも、ジンギスカン。芋煮会でも、ジンギスカン。焼肉屋はあるけど、メ ニューは、ジンギスカン。そもそも、僕は、カルビって単語を、東京に来るまで知らなかった。お菓子メーカーのことかと思っていたくらいだ。そうだ、僕は東 京に来るまで、「焼き肉」って料理を知らなかった。
 
 東京に来て、焼き肉を食べに行ったときのこと。
僕は、テーブルにやってきた肉と野菜を、一度に全部、鉄板にどさーーっとぶちまけた。そう、ジンギスカンの要領で。
次の瞬間。僕の対面に座っていた友人の拳が飛んできた。
「てめぇ!!なにすんだよっ!!」
僕は、なんでいきなりグーで殴られなきゃいけないのか状況が掴めなかった。
「一枚、一枚、育てながら焼くんだよ!」
「なんでそんなみみっちい食べ方すんだよ、肉はこうやって焼くもんだろが!」
「これだから、北海道出身は...」

そ もそも、ロース肉ってのは、僕のイメージとしては、豚カツやステーキの断面図のロースを思い描いていたのに、出てきたのは、長方形の薄っぺらい肉だった。 他の肉も、薄っぺらかった。しかも、全て牛肉だ。家庭環境の違いも若干あるだろうが、牛肉を焼いて食べる場合、最低でも、1センチ程度の厚さじゃなきゃ、 牛の本懐を理解できないはずだ。あんな薄っぺらい肉は、しゃぶしゃぶ用だ。しかも、その薄っぺらい肉を、鉄板内の自分のテリトリーを遵守しつつ、焼き加減 に神経を尖らせ、タレで味の付いた肉に、さらに付けダレをつけながら食べても、牛を理解できないのではないかと思ってしまう。

話を戻し て、東京のジンギスカン屋の話だが、「炭火焼き」「厚切り」「自家特製ダレ」とかを謳い文句にしていたが、ホント納得いかないのは、付けダレをつけて食べ ていることだ。ジンギスカンってのは、タレに漬け込んだ羊肉を焼いて食べるものだ。肉には既に味が付いている。何故そこにさらにタレをつけて食べるん だ!?
いろは精肉店
松尾ジンギスカン

2005/06/14

で、結局どうなのよ!?


最近、とくに暖かくなってきた。Jacquesの散歩も、斜陽な頃合を狙って行くことにしている。日が傾いてきているとは言っても、梅雨入りした空気ってのは、やはり湿っぽく、特に汗っかきな僕なんかは、シャツがべったりと背中に張りついて、とても、イヤな気分だ。
そんな状況だから、砂浜でJacquesとブーメランして帰路につくあたりになると、身体が水分を必要としてしまうのだろう。喉が渇いてカラカラ
だ。いつもの自動販売機で水分補給だ。
ちょっとは身体のことも考えて、あまり甘ったるいものは飲まないようにしているが、家にたどり着けば、お茶は常時用意されているので、お茶を買う気にはなれない。スポーツドリンクあたりをいつもは買うのだが、今日は、「乳酸菌飲料」というものを購入してみた。

出てきた缶ジュースは、ぬるかった。 ちくしょう!俺のお小遣いの120円を返しやがれ!!

まぁ、家まで残すところ300m程度だから、家でお茶にしよう。道すがら、ぬるい缶ジュースを見ながら、僕は、とても納得のいかない成分表示を目の当りにした。それが、この写真。

「乳酸菌飲料(殺菌)」

ちょっとまて、乳酸菌は入っているのか?入ってないのか?どっちなんだ?
この成分表を見る限りでは、このジュースを製造するにあたり、乳酸菌飲料ってのに、糖分だとか酸味料だのを入れて作ってるわけだ。つまり、乳酸菌が入っているヨーグルトみたいなものに、砂糖とか、炭酸水を入れて「乳酸菌炭酸飲料」ってのを作り出しているはずだろう。
ところが、問題は、乳酸菌が入っているはずのヨーグルトみたいなものを、「殺菌」したうえで利用しているということだ。ってことは、「乳酸菌の亡骸入り飲料」「乳酸菌の死体のつまった飲料」ってことだ。

「腸 内の善玉菌を増やそう」と思って購入した缶ジュースが、ぬるくて、挙げ句の果てに、乳酸菌まで殺されていただなんて、怒りのようなものがこみ上げてきた。 これはもしかして、乳酸菌とはいえ、菌が入っているような缶ジュースを販売しちゃいけないとかって食品安全衛生法だとかそういった法律で定められているの だろうか、もしそうだとしたら、この怒りは、厚生労働省に向けりゃいいのか?

まぁ、冷やして飲んだら、美味しかったからいいようなものの、これで不味かったら、お客さまセンターに電話するところだ。

2005/06/07

必ず戻ってくるブーメラン



Jacquesを飼い始めてから、ブーメランを始めた。もうかれこれ3年目くらいになる。この3年の間に、さまざまなブーメランを購入し、購入する度に不幸な結末を迎えることになる。
最 初に買ったブーメランは試し投げした公園が思いのほか狭かったため、街路樹の高さ5メートルの位置にぶら下がってしまった。その次に買ったのはアスファル トに垂直に落下し、粉砕した。それ以降、波にさらわれたり、砂浜に埋もれたり、Jacquesに噛み砕かれたり、姪に強奪されたり。とにかく、さまざまな 末路を迎えたのだった。
現在手元に残るのは、2枚(ブーメランの単位は、枚でいいのか?)。しかし、そのうちの1枚も、Jacquesとその仲間 たちにやられて、帰巣本能を無くしたブーメランになってしまった。というわけで、15年くらい昔に、ニコンかなんかのコマーシャルで、頭にのせたりんごを まっぷたつにしていたブーメランだけが、ほぼ無傷の状態で手元にある。
このりんごをまっぷたつにしたブーメランだが、素材が分厚い樹脂でできてい るため、Jacquesでもなかなか歯が立たないらしく、細かな傷はついているものの、帰巣本能まではやられていないようだ。このブーメランはサイズもそ こそこ大きく、重さもあるので、投げるには、それなりの力が必要だ。そう、この大きさ、重さっが増すってことは、すなわち、手元に戻ってくるときの破壊力 に比例する。本来、ブーメランの楽しみってのは、「投げたら、戻ってくるから、それを捕まえる」ってことにある。つまり、投げるよりも、捕まえることに主 旨があるのだ。しかし、りんごをまっぷたつにしたブーメランってのは、素人の僕が投げても、やはり、りんごをまっぷたつにするくらいの勢いで向かってく る。キャッチするために、手を出したら、手がりんごになってしまわないか、恐くて恐くて、手が出せない。だから、ブーメランの主旨であるキャッチを無視す ることにした。
そこで、Jacquesの登場だ。
Jacquesのリトリーブ率はほぼ100%だ。つまり、もし、投げるのに失敗して、僕の立ち位置から遥か後方に逸れたとしても、Jacquesは必ず咥えて持ってくる。僕がキャッチしそこなったやつでも、Jacquesは必ず咥えて持ってくる。
始めた当初は、Jacquesはブーメランの飛ぶ軌道を、ブーメランと一緒に走り追いかけていたのだが、何度かやっていると、ブーメランの軌道を目で追ってから、着地点近くにダッシュするようになった。こういうずる賢いところってのは、一体誰に似たのだろう。

我が犬ながら、こういう賢さってのは求めていないんだよなぁ。

2005/05/25

Anything can happen

最近、ある画家のホームページを見ていたら、絵の名前に「resonance」というのを発見した。
僕はその単語を見て、まず思ったことは、「共鳴ねぇ、動詞にしたらresonateかぁ」
で、resonateという単語で連想したのが、カナダ出身のバンドRushの「Chain Lightning」 という曲の歌詞。

「Respond, vibrate, feed back, resonate」

日本語に訳すと、こんな感じだろう。「応答、振動、反響、共振」 この曲の主題は、感動や感情が伝わっていくってなことを謳っている。
で、なんでこの曲が浮かんできたかというと...
当 時、僕は受験生で、英語の勉強で、ちょうど、接頭語、接尾語あたりをやっていた。単語の学習をする上では、まったく学習していない単語に出くわした時に、 かなり役に立つ情報だった。ちょうどそんなタイミングに、この曲に出会った。アルバムを聞いている時ってのは、案外暇なもので、曲を聞きながら、ライナー ノーツやら、解説やら歌詞なんかを眺めていた。そこで、出くわしたのが、このセンテンスだ。
「re-だから、再とか反とか、そんなんだろう。- sonateの「ate」ってのは、動詞形ってまではわかるが、sonってなんだろう?」ってな感じで意味を推測し、結局、わからず仕舞い。愛用のコンサ イスの力を借りて、「反響、共鳴」って意味を知ることになった。「なるほど、sonってのは、sonicのことか!再度音を出させる、で反響か!」という ことをよく覚えている。
そして、ぼくは、はっとする。「このバンドの楽曲は、歌詞がすごい」 いわゆる、好きだの惚れただの恋愛事情を説くような 野暮な詩は一切出てこない。何か哲学すら感じさせるような歌詞なのだ。「こういうことに直面したら、人間はどういう行動をとるべきなのか」を説いている。
別の楽曲では、このような歌詞がある。

From the point of entry
Until the candle is burned
The point of departure is not to return
Anything can happen...

「Anything can happen  何が起こっても不思議じゃない」 この言葉に、僕はいつも救われる。あとは、僕がどう対処するかが問題だ。

さて、この写真。meteoricなvapor trailでしょ?なにか、印象的で、哲学的なイメージが生まれてこないかい?

2005/05/20

Evolution!


千葉の動物園で、レッサーパンダが立った。ついでにうちのJacquesも立った。
人間、霊長類以外で、二足歩行へ進化を遂げるのは、いったい、どんな哺乳類なのだろうか、と、進化の行く末をぼんやりと考えていたことも、過去に数回はあった。

まさかまさか、僕が生きている間に、進化に直面できるとは思っていなかった。しかも、それがレッサーパンダだったとは!

人間以外で、二足歩行への進化を遂げる哺乳類、その最初の哺乳類ってのは、うちのJacquesだとばかり思っていた。だって、キッチンのまな板の上の獲物だとか、食卓のお皿の上のごちそうだとかを立ち上がって、いつも狙っている。

ラマルクの進化論によると、常に垂直方向に意識さえしていれば、次の世代には首が伸びていく進化をしていくらしいから、件のレッサーパンダや、うちのJacquesなんてのは、おそらく孫の代あたりになったら、首輪から足枷に代えなきゃいけない。

哺乳類が二足歩行へと進化を遂げる目的は、前足を「手」にするためだ。うちのJacquesは、すでに手を使いはじめている。その証拠に、最近はフリスビーをキャッチする際に、口よりも先に手が出る。前足2本で白羽取りを狙っているに違いない。

でもね、Jacques。きみよりも件のレッサーパンダの方がすごい点は、支え無しで立っていることなんだ。

2005/05/17

水出しコーヒーの作り方

水出しコーヒーを、飲んでみたい、作ってみたい、という声をちょっと聞いたので、じゃぁ、作り方でも紹介しようか
本 来ならば、それなりの「道具」が必要なのだが、それなりの道具ってのが、2万円くらいするので、お試しでそこまでの金は出せないという方に、耳寄りな情報 を提供いたしましょう。以前、どこかのホームページで紹介されていたのですが、ホームページが削除されていたので、僕が伝承していくことにしました。勝手 にそう決めました。

元手は、ほぼ無料、使用済のペットボトル3本を使用します。ね?お手軽でしょ??
他にも、水の中にコーヒー豆をいれて撹拌した後、冷蔵庫でほったらかして数時間後に漉して作る方法があったりするのですが、やはり、水出しコーヒーの醍醐味っちゅうのは、ポタポタと水を垂らすやり方が本格的でいいでしょう?
以前、水の中に豆を入れる方法を試したのですが、やはり、ポタポタ方式に比べて味が落ちていたようなので、ここはセオリー通りの作り方でいきましょう。

さ て、まずは道具作りからはじめます。仕上り量1リットルとして、1.5リットルのペットボトルを3個、豆50グラム、冷茶パック1つを用意します。同じ形 のペットボトルをそろえてください。普通のミネラルウォーターのものがいいでしょう。ペットボトルを重ねるため、底部が安定しているものの方がいいでしょ う。コーラなんかだと、ちょっと不安定かもしれませんね。

 ボトルA、Bを、図の部分でカットします。Cはそのまま使用します。
キャップは3個とも捨てないでください。このキャップがとても重要になります。ボトルAは、できあがったコーヒーを受ける容器になります。ボトルBはコーヒー豆と点滴を受ける漏斗になります。ボトルCには水が入ります。

キャップにマチ針で穴をあけます。ほんとうに小さな穴でいいです。この穴のサイズが命です。サイズが大きすぎると点滴にならないし、穴が小さすぎると、ボトルCの水量が減ってきた時に、水が落ちてこなくなります。
次 に、コーヒー豆の準備です。豆の挽き方ですが、細か挽き、荒挽き、それぞれできあがりの表情が変わってくるので、お好みでいろいろためしてみてください。 いわゆるエスプレッソ用くらいまで細かく挽いてしまうと、澱が出てしまい、澄んだ味が出ません。ただ、ホットにして飲むと、それはそれでパンチのある味わ いになりますので、挽き方は、各人の好みということで。
で、挽いた豆を「冷茶用パック」に詰めます。詰めた豆に、ひたひたになるくらいまで、水を かけて、しばらく(5分くらいでいいかな)置いておきます。本来ならば、挽いたコーヒー豆をボウルに入れ、水を注いで、スプーンで撹拌した後に使用すると いいのですが、冷茶パックに上手く入れることができなくなるので、仕方ないでしょう。水を注いで撹拌すると、豆からガスが出てきます。このガスを撹拌する ことで抜いてあげることで、澄んだ味になります。これで準備が終わりました。次はセットアップです。

ボトルAにボトルBを重ねます。ボトルBにコーヒーバックを置いて、Step2で作成したキャップをボトルCにはめて、ボトルCをボトルBに重ねます。
あ とは、6時間程度待てばできあがりますが、ここでもっとも重要なポイントがあります。ボトルCの底部にマチ針で穴を開けます。空気穴です。穴を開けたら、 爪楊枝でこの穴を塞いでおきます。セッティング完了した時点で、その水の自重である程度点滴が始まりますが、その後、ボトル内の空気の負圧が発生し、点滴 が止まってしまいます。そこで空気穴を開けて点滴が続くようにしますが、最初から空気穴を開けておくと、点滴せず、水が糸のように流れてしまいます。それ を爪楊枝で調整してください。
さらに言うと、夏場などは、気温が高くなるため、ボトルCの空気が膨張し、空気穴がなくても点滴が始まりますがしば らくすると、止まってしまいます。このように室温、水温で点滴のスピードが変わりますから、ボトルCに入れる水は、室温で使用してください。点滴のスピー ドですが、「脈拍」くらいになるように設定しましょう。本来ならば、抽出の水の温度を均一に保つことが出来れば言うことありません。抽出時間は、約6時間 程度です。点滴が止まらないように、注意してください。

出来上がったコーヒーは、スプーンなどで撹拌しましょう。(抽出時間の差により濃淡が分かれているので)
冷 蔵庫で3日くらいは風味を損なわず楽しめます。また、ホット、アイス、どちらも美味しくいただけますが、ホットとアイスで表情がガラッとかわります。ちな みに、ホットにする場合は、レンジで温める方法が一番いいでしょう。ホットにすると、甘味のないビターチョコレートのようなコクが出てきます。

Tips
1. 水出しコーヒーの味を決める要素は、豆の種類ってのは、とりあえずおいといて、「豆の粗さ」「水のミネラル分」「抽出時間(点滴のスピード)」「水の温 度」「気温」「気圧」です。これらの複雑な組合せにより、すべて表情が変わったコーヒーになるので、はっきりいって「前回と同じ味」というのは二度と味わ えないと言っても過言ではありません。
2.ボトルBの高さっていうのが、点滴が落ちてコーヒーバックに到達する距離です。この距離を長く設定する と、その分落下した水滴が拡散されます。そのことで均一にコーヒーに当たります。ただ、ボトルBを長くしすぎると、ボトルを重ねた時に不安定になるので、 注意が必要です。
3.キャップが3つあるので、穴のサイズを微妙に変えたものをスペアとして取っておくといいでしょう。水の残量により、キャップ を変更してもいいかもしれません。水の残量が少ない時には、穴は大きめの方がいいかもしれません。ただ、水の残量が少ないということは、空気の量が増えて ますので、空気が膨張するような環境の場合は、逆に点滴が速くなることもあります。
4.ボトルCの底部を切り、ボトルCにキャップをはめず、1 リットル分の氷を入れます。氷が解けたその雫が、絶妙な点滴になるので、この方法もお薦めです。いわゆる「氷出しコーヒー」です。この場合、水の温度を一 定に保つことが可能なので、均一な抽出が可能になります。ただし、結露でまわりはびちゃびちゃになります。

まぁ、難しいこと並べても、結局は、ポタポタしてりゃいいわけで、薄いだの濃いだの、いろいろ試してみましょう。まぁ、それが話題になったりするわけだけども、なんか、理科実験みたいで、楽しそうでしょ?

さて、いつも御世話になっている美味しいコーヒー豆屋さんの紹介を。
藤沢の鵠沼に、浅煎り豆のお店があります。ぜひ、楽しんでみてください。

珈琲専門店イースト

2005/05/12

ギター その後

ZO-3を購入した。アンプ、スピーカー付きのエレキギターだ。
これで、どこでもギターが弾ける。
アコースティックギターはどうなったかって?だって、でかいんだもん。気軽さ、ってのがないね。
というわけで、早速、お気に入りのアーティスト「RUSH」の「Leave that thing alone」ってのをダウンロードした。
最近は便利な世の中になっているもので、やってみたい曲の楽譜が、internetでダウンロードできるのだ。
ぼくが若いころは、もちろんinternetなんてものはなかった(あったかもしれないけど、うちにはなかった)ので、楽器屋に行って、楽譜を購入するしか手段はなかった。
うちのおねぃちゃんは、明星という雑誌についてくる歌本ってのを使ってギターを弾いていた。
今では、お気に入りの曲をサクっと検索するだけで手にはいる。なんか、ギターやるのも、いろいろと敷居が低くなったものだ。
さて、件の曲なのだが、イントロ部分からメロディ部分に関しては、下手ながらもテンポ遅めでなんとか弾けるようになった。かなりたどたどしいけどね。
ここからが問題。いちばんかっこいいフレーズ、つまりギターソロの部分で、ぼくは目を疑った。

「1弦の26フレットを押えなさい」

と、TAB譜に書いてある。ぼくのギターは、どう数えても「22フレット」までしかないのである。さて、困った。どう押えりゃいいんだ!?
この楽譜のダウンロードは、いわゆる一般ユーザーが、「楽曲から譜面起こしました!みなさん見てくださいね」という、作品集みたいなものである。アーティストが提供しているわけではないのだ。
だから、同じように聞えても、楽譜には間違いがあるのだ。そして、どうやらこの26フレットってのは、「なにかの間違い」らしいのだ。
まあ、そりゃ一般人が作成してるわけだから、出来の良し悪しってのはあるものだ。というわけで、この楽曲は、とりあえずおいといて、別の課題曲を探すことにしよう。

という感じで、ぼくの課題曲探しの夜は更けていくことになる。あしたの朝、Jacquesに起こされ、寝不足の朝を向えることになる。

家内と買い物に行くと、1時間ぐらい待たされる。待ってる車の中で、ギターを練習している。ZO-3は練習場所を選ばないから、いいなぁ。
この調子で、海に散歩に行ったときに、Jacquesを遊ばせといて、ギターの練習でもしようか、ってな話を家内にすると、

「は、はずかしいから、それだけはやめて!!」

上手くなれば、いいんでしょ??

2005/05/06

水出しコーヒー、又の名をダッチコーヒー

ダッチってのは、オランダのことである。
だから、ぼくは、水出しコーヒー、ダッチコーヒーってのは、オランダ発祥で、オランダのカフェでは、水出しコーヒーってのが当り前のように出てくるものだとばっかり思っていた。
オランダ帰りの義母さまにうかがったところ・・・。

「水出しコーヒーなんて、なかったわよ。エスプレッソばっかりよ」

おそらく、おそらくだが、ローマ帝国が進軍した際に、ダッチコーヒーを追遣り、エスプレッソを台頭させたに違いない。

「ダッチブールってパンも見掛なかったわよ」

オランダのパンってのは、すべて、ダッチブールだと思っていたのに、なんたることだ。
新宿中村屋のダッチブールと、水出しコーヒーで、なんとなくオランダ気分を味わっていたのだが、このオランダ気分が音を立てて崩れていった。
じゃぁ、世界中のどこで水出しコーヒーってのは愛飲されているのだろう。ヨーロッパあたりは、ほとんどがエスプレッソ方式だし、アフリカ、トルコあたりでは、煮出すやり方だ。
もしかして、ぼくはものすごくマイナーな方式でコーヒーを煎れているのではないだろうか。
でも、水出しコーヒーで煎れた方が、ドリップ式やエスプレッソ式に比べて、豆の甘みが出てとてもまろやかな口当りになるような感じがする。

しかし、飲むまでに6時間かかるのが少々難ありだ。

2005/05/05

Vapor Trails


最近、ある画家のホームページを見ていたら、絵の名前に「resonance」というのを発見した。
僕はその単語を見て、まず思ったことは、「共鳴ねぇ、動詞にしたらresonateかぁ」
で、resonateという単語で連想したのが、カナダ出身のバンドRushの「Chain Lightning」 という曲の歌詞。

「Respond, vibrate, feed back, resonate」

日本語に訳すと、こんな感じだろう。「応答、振動、反響、共振」 この曲の主題は、感動や感情が伝わっていくってなことを謳っている。
で、なんでこの曲が浮かんできたかというと...
当 時、僕は受験生で、英語の勉強で、ちょうど、接頭語、接尾語あたりをやっていた。単語の学習をする上では、まったく学習していない単語に出くわした時に、 かなり役に立つ情報だった。ちょうどそんなタイミングに、この曲に出会った。アルバムを聞いている時ってのは、案外暇なもので、曲を聞きながら、ライナー ノーツやら、解説やら歌詞なんかを眺めていた。そこで、出くわしたのが、このセンテンスだ。
「re-だから、再とか反とか、そんなんだろう。- sonateの「ate」ってのは、動詞形ってまではわかるが、sonってなんだろう?」ってな感じで意味を推測し、結局、わからず仕舞い。愛用のコンサ イスの力を借りて、「反響、共鳴」って意味を知ることになった。「なるほど、sonってのは、sonicのことか!再度音を出させる、で反響か!」という ことをよく覚えている。
そして、ぼくは、はっとする。「このバンドの楽曲は、歌詞がすごい」 いわゆる、好きだの惚れただの恋愛事情を説くような 野暮な詩は一切出てこない。何か哲学すら感じさせるような歌詞なのだ。「こういうことに直面したら、人間はどういう行動をとるべきなのか」を説いている。
別の楽曲では、このような歌詞がある。

From the point of entry
Until the candle is burned
The point of departure is not to return
Anything can happen...

「Anything can happen  何が起こっても不思議じゃない」 この言葉に、僕はいつも救われる。あとは、僕がどう対処するかが問題だ。

さて、この写真。meteoricなvapor trailでしょ?なにか、印象的で、哲学的なイメージが生まれてこないかい?

義父のベルギー土産

前回のブログっていうのは、暗喩としてのおみやげおねだりだったのだ。まあ、対象者には暗喩になっていなかったようだけども。
というわけで、ベルギーのお土産を頂いた。義父さんありがとう。婿の立場で正面切って、あれこれ買ってこいとはさすがにいいずらいので、このような間接的なおねだりになってしまいました。
早速、例の世界各国置物置場に陳列してみたのだが....「でかい」
とてつもなくでかい小便小僧なのである。どれくらいでかいかというと、ブランデンブルク門が膝下の高さ。サグラダファミリアとほぼ同等の高さなのだ。
もはや、小僧ではない。

お土産としては、置物のほかに、ビールを頂いた。6種類のビールをみんなでデキャンプしようというお食事会を行った。山盛のフライドポテトと、コロッケが肴だ。
どうもこのメニューがベルギー風らしいのだ。とにかく、フライドポテトには、マヨネイズをたぁっぷりかけるらしい。うん、僕好みだ。なんてすてきな国だろう、ベルギー。
最初に、白ビールを頂いた。白と言うと、サイダーっぽいのを想像していたが、白っぽい琥珀色で、濁っている。味はいかにも海外の地ビールという感じである。
ほかにも、修道院で作っているビールを2種類、普通のヤツと、黒ビール。黒ビールってのは、黒独特の風味とコクがあり、かなりクセはあるが、日本で売っているやつに近い味わいである。
しかし、この修道院ビールの普通っぽいやつは、普通ではなかった。なんか、へんな苦さがあるのだ。はっきり言って、おいしくなかった。
うちの親父に、「ビールはのど越しだ」と教わっていたのだが、この修道院ビールは、のど越しにトゲトゲが残る感じがした。
ロンドンのパブで飲んだビールは、泡と炭酸のキメがとても細かく、のど越しはビロードのそれだったのだが、この修道院ビールの炭酸ののど越しは、エヘン虫のそれであった。
もう、ここから先の僕の舌は、その機能を停止してしまったらしい。

「ベルギーのビールはもうたくさんだ」

その後、義母と家内の誕生日ケーキを食べる際の紅茶が、とてもおいしく感じた。

2005/03/31

置き物

何度か海外旅行へ行ったことがある。イギリス、スペイン、ポルトガル、イタリア。いわゆる、典型的な海外旅行らしい国ばかりである。
ぼくはあまり旅行が好きではなかった。
お金と時間がかかるわりに、おみやげだの、名物料理だの、景勝地だの・・・、めんどくさいものばかりである。
と、思っていたのだが、はじめてイギリスへ行くことになって、一転した。
楽しいのだ。すべてが楽しいのだ。料理から、景色から、街の匂いまで、何もかもが楽しいのだ。
はじめてのイギリス旅行がフリーツアーで、しかも、レンタカーでの旅行だったのが幸いしたのか、自分好みに時間を作ることができる。
街角で、いろんなお買い物をした。日本では手に入らないものばかりだ。あぁ、なんてすてきなのだろう、海外旅行とは・・・。
お土産物屋さんで、ぼくの想像したとおりの品物が置いてあったのには笑ってしまった。
「東京タワーのお土産物で、東京タワーのペン立てとかあるから、きっと、ビッグベンのペン立てもあるに違いない」
たしかに、そこにあった。やはり、国を越えても考えることはきっといっしょなのだろう。
「こんなもん、かわねぇよな」
なんて思っていたのだが、日本へ帰ってきて、物凄く後悔している。なんで、あの時、ビッグベンの置き物を買ってこなかったんだろう!
そのあと、スペインに行くことになって、スペインでは、忘れずに「サグラダファミリア」の置き物を買ってきた。ついでにドンキホーテの置き物も買ってきた。
ドンキホーテは、玄関の横に飾り、わが家の守神になっている。
イ タリアでは、ピサの斜塔の置き物をゲット。親父にプレゼントしたら、なにやら喜んでテレビの上に置いている。うちの親父は飛行機が嫌いとかいいながらも、 イタリアには興味があるらしく、ベネチアの話や、ピサの斜塔の話を興味深げに聞いていた。親父は、きっと、ベネチアに行ってみたかったのだろう。「なんで あんな沈むとこに町つくるかなぁ?」とか、「なんで地盤の悪いところに塔立てて、絶妙な角度で止まるもんかなぁ?」とつぶやいていた。
家内のご両親がフランス、ドイツあたりに行くというので、おみやげに、エッフェル塔をお願いした。
ドイツ土産は、ブランデンブルグ門だ。オーストリア土産は、ヨハン・シュトラウスの胸像だ。
会社の後輩がギリシャに行くというので、「おい、パルテノン神殿買ってこい!」(もう少し言い方はソフトだったかもしれないが・・・)

というわけで、現在のぼくのミニカー駐車場横には、世界各国の置き物が並んでいる。1つ2つくらい並んでいても、それほど楽しくもなかったのだが、数の威力というのはすごい、立派なコレクションになってしまった。
あ、そうそう、イギリス土産は、大英博物館のロゼッタストーンの置き物(ペーパーウェイト?)があった。これも飾っておこう。
しかし、ここまでくると、統一感がほしくなる。
「世界遺産に登録されている歴史的建造物とかじゃなきゃだめだな・・・。」
しかし、それだと、サグラダファミリアは除外されてしまう。まぁ、範囲を広げて、「有名な建造物」くらいでいいだろう。

犬を飼ってから、なかなか遠出ができなくなってしまった。おみやげで置物を貰って、飾っていると、なんか、自分が行ってきたかのような錯覚を覚える。行ってもいないのに、ブランデンブルグ門のでっかさを体験してきたような、そんな錯覚だ。

あぁ、海外旅行にいきたいなぁ・・・。できれば、カッパドキアがいいなぁ。

2005/03/16

Vapor Trails

休日の夕方は、Jacquesと海に散歩に出かける。
平日は、家内が散歩しているので、家内を休ませるためと、家内から離れて独りになるため(笑)に、ぼくが海までの散歩をしている。
エアロビー(フリスビーが輪になったやつ)を持って、海へ向かう。最近のJacquesは贅沢に(わがままに?)なったらしく、ただ散歩するだけでは満足してくれない。散歩して、広場でボールや、エアロビーなんかでひとしきり運動しないと満足しないのだ。
と いうわけで、夕方の砂浜で延々エアロビーをやるのだ。最近は、Jacquesもかなり賢くなったらしく、かならず、ご主人様の足下までエアロビーを持って くるようになった。ちょっと前までは、15分も遊んでいると飽きるらしく、取りに行った先で穴を掘ったり、よその犬とじゃれあったりしていたのだが、最近 は、よその犬には見向きもせず、ぼくの足下までエアロビーを持ってくる。回収率100%だ。「賢くなった」と思っていたのだが、どうやら、「ヤツのところ まで持って行かないと、投げてくれない」と思っているらしい。
気づいたらもう太陽が沈みかけている。こん季節は空気が澄んでいるので、遠くの山並 みまで良く見渡せる。伊豆半島あたりに夕日が沈むのだが、この景色というのが、「海」「伊豆半島」「富士山」「雲」と、なんともベタな情景なので、たしか にきれいな夕焼けで美しいのだが、見慣れてるせいもあって、あまり感動はしない。
伊豆半島上空ってのは、航空機の混雑具合いが最も激しい地区らし い。そのせいなのか、よく飛行機雲を見掛ける。夕方になると、西へ向けて飛んでいく飛行機が雲を引っ張っている。子供のころ、「入道雲、ひつじ雲、いわし 雲、いろいろあるけど、やっぱ飛行機雲が一番かっこいいよなぁ」なんて思っていたが、最近になっても、やっぱりぼくの中での雲ランキングのダントツ一位は 飛行機雲だ。特に、笠雲をかぶった富士山と夕日に向かい一直線に延びる飛行機雲なんかを見つけた時には、「感動」という言葉では言い尽くせない。
飛行機雲ってのは、太陽の位置と角度に影響されるらしく、夕日に向かって延びていく様をみると、「彗星なんかも太陽と逆に尾を伸ばすから、飛行機雲と彗星ってのはなんか似てるのかしらん」とおもったりもしたが、ちょっと、飛行機雲について調べてみよう。

と、ぼくは飛行機雲と夕焼けに心を奪われていると、それを遮るように、Jacquesが飛びかかってくる。Jacquesにとっては、景色よりもエアロビーらしい。たぶん、こう言いたいのだろう。「早くしねぇと陽が暮れちまうわん!」

2005/02/21

わが家の醤油差し



別にデザインにこだわっているわけではないのだが、醤油差しっていうのは、尻漏りしては困るわけだ。
というわけで、わが家の醤油差しは、「岩城ガラス」の醤油差しを愛用しているのだが、最近、ヒビが入ってしまい、尻漏りどころか、ヒビ割れ部分から醤油が漏れてきてしまった。
愛用している醤油差しというのは、化学実験用具っぽいデザインで、丁度、三角フラスコと滴瓶を合わせたようなデザインになっている。
結婚と同時期に購入したので、かれこれ6、7年前になる。この6、7年の間に衝撃的な出来事が起った。岩城ガラスが旭テクノグラスと合併してしまった。そのせいかどうか知らないが、ここ最近、同型の醤油指しを店頭で見かけることはなくなってしまった。
じゃあ、別の尻漏りしなさそうな醤油指しを買えばいいじゃないか、とも思うのだが、なかなか素敵なデザインの醤油差しというものが見つからない。何より、 この岩城ガラスの醤油差しの機能、デザインに惚込んで購入しただけあって、わが家の醤油差しはこれじゃなきゃいけないのだ。
ドイツのVidrafocというメーカーも同形状の醤油差し(ドイツだからビネガーポットかな)を販売しているらしいが、どうも日本で購入することができ なそうだ。このメーカーは、何やら試験管だのフラスコだのを作っているメーカーらしい。そんなメーカーが作る醤油差しだ。劇薬なんかが尻漏りしちゃ困るだ ろうから、しっかりと作っているに違いない。
途方に暮ていると、Webで「岩城ハウスウェア」という会社を発見。どうやら、ここで扱っているらしい。デッドストックになっていなくて重畳の至り。しか し、つい最近まで近所のハンズなんかで扱っていたのに、それが消えてしまったわけだから、いつデッドストックになるかわからない。早速、4つ購入決定。お そらく、還暦を向える頃まではこの醤油指しを使えることだろう。

醤油差しなんかは、よくグッドデザイン商品になっていたりするのだが(あのどこの家庭にもあるキッコーマンの醤油差しもグッドデザイン商品だ)、どの商品も、尻漏りしそうなデザインなのである。醤油差しの一番の機能っていうのは、「尻漏りしないこと」なのだ。

2005/01/29

ギター その後

いろいろ不満が募っているわけだ。
家内の実家の奥底に眠る40年物のクラシックなクラシックギターを借用したお話は、以前もしたが、そのギターにまつわるお話。
まず、借りてきた当初、錆び錆びのスティール弦が張られていたため、ギターについて何も知らないぼくは、迷わずフォークギター用のスティール弦を購入し、 弦を張り替えた。いろいろ調べていくうちに、どうやら、借用したギターはクラシックギターだということがわかり、ナイロン弦に張り替えた。
そこで問題が発生。錆び錆びの弦を張り替えた時、5弦のペグのヘリカルギアがナメっていることに気づいたが、お構い無しに、張り替え作業を行っていた。ナ イロン弦に張り替えたとき、5弦のペグが回らなくなった。ヘリカルギアには、ネジがついていて、このネジを締めることでなんとか弦を張ることができた。ギ アの半分がナメっているので、噛合う半分の領域をうまくつかってチューニングすることもできた。これで、なんとか、5弦のチューニングは完了なのだが、お そらく、もう二度とチューニングできない状態と言えよう。会社でギターに造詣の深い人々に聞くと、「クラシックギターにスティール弦を張るとペグが壊れ る」と言っていたので、スティール弦を張ったまま40年近く熟成を重ていれば、それはギアもおかしくなるだろう。
閑話休題、ペグを買換ればいいのだ。早速、近所の楽器屋へ行き、ヘリカルギアだけを購入しようと思ったが、ペグをすべて交換しなくてはいけないらしい。と いうか、ギアというパーツが売っているわけではないのだ。ペグのシステムすべて、しかも両側を購入しなくてはいけないらしい。はぁ、これは結構な出費にな るのではないだろうかと思ったら、1500円くらいで売っていた。しかし、ここで店員のおばちゃんが一言。
「クラシックギターのペグは、35.0ミリのタイプと32.5ミリのタイプがあるから、どっち??」
早速、家に戻ってノギスで計ってみると、35ミリ以下のピッチだったので、おそらく、32.5ミリのタイプなのだろう。
「計ってみたら32.5ミリでした。ありますか??」
「え!?32.5!!あんたぁ、そりゃあかなぁり古いギターだよぉ。20、いやぁ30年くらい前のやつじゃない?」
「貰い物なんで、よくわかんないんですけど、在庫ないんですか?」
「めったにないからねぇ、32.5ってのは。最近のは、ほとんど35だから」
ぼくの勤める会社は渋谷にあるので、渋谷の楽器屋をいろいろ漁ればあるかもしれない。が、楽器屋を5、6軒まわったが、32.5ミリのペグなんて見当らない。こりゃもう注文するしかないだろう。
しかし、このギター。スティール弦とナイロン弦、さらにペグまで購入して、それだけでも、4、5千円くらいの出費になってしまう。なんでぼくはこのギター にここまでお金を注がなくてはいけないのか、と思っているのだが、なんとなく「乗り掛った舟」って感じになってきている。新しいのを購入するのは、うちの 家内の許しが出ていないし、無理だろう。そもそもボサノバをやりたいと思っているぼくには、クラシックギターはおあつらえ向きだ。
最近、気づいたのだが、このギター、ネックが少し反っていて、弾いているとフレットに弦が触れるらしくて、ビビり音が出てくる。まぁ、初心者が指のポジ ション覚えるための練習用と割りきってる分には、申し分のないギターなのだが、弾いてるうちに、そのビビり音が気になってくる。気になる度に、「まぁ、練 習用だから・・・」と思うようにしてるのだが、気になるものは、やはり気になる。
会社から帰って、練習するとなると、夜中になるわけで、ちょっとでも大きな音を出すと、家内が、うるさい!と怒鳴りつける。

というわけで、一刻も早く新しいギター、しかもサイレントギターがほしいのだが、わが家の財務を司る家内は、「なにか1曲弾けるようになったらね」という。まぁ、確かに、実績は必要ですからね。おっしゃる通りです。

「ぶんぶんぶん」は弾けるぞ・・・。

2005/01/22

Linux Syndrome

いわゆる普通の人々は、選択肢に上がらないOSである。
そもそも、普通の人々は、OSを選ばないのではないだろうか。
つまり、「買ってきたパソコンに入っていた」という展開だろう。でも、ぼくは敢えてOSを「自由」に選んだ結果、Linuxに至った。
64ビットCPUであるとか、OSにかけるお金がなかっただとか、いろいろ状況はあったが、それでもぼくは、自分が選んだOSに心底惚れている。
いわゆる技術系の人々に比べると、そこまで詳しくLinuxの知識があるわけではないが、とりあえず、「いわゆる普通の人々」がパソコンをつかってやるよ うなこと以上のことはLinuxで十分出来るようになった。「環境が人を育てる」わけだが、たしかに、「OS環境がぼくを育てた」わけだ。
しかし、子供の頃からワープロだのパソコンに触っていると、OS環境以上に、こだわってしまう環境というのがある。それが、「日本語変換」だ。こればっか りは、使い熟れた環境じゃないと、しっくりこない。ATOK,Wnn,Canna,MS-IME,WX2,MTTK,VJE,NECAI,・・・、ざっく りこれくらいの種類は使ってみたが、最初に出会ったのがATOK6なので、このATOKのファンクション配置じゃないとしっくりこない。しっくりこないと いうのは、つまり、ファンクションや変換キーとかを押す癖とかリズムとかが関係してくると思うのだ。どのFEPでもキーバインドといってファンクションの 割り当てだとか、起動キーとかを各自カスタマイズできるので、最近はあまり意識しなくてもいいのだが、それでも、ツールパレットの見た目だとか、変換時の アンダーバーの色だとかに、微妙な違和感を感じてしまう。日本語入力の売り文句として、「学習能力」だの「変換効率」だのを出しているが、一発で変換でき るってのも気持はいいのだが、単語ごとに変換している癖があるので、学習能力も変換効率も、ぼくにとってははっきり言って必要のない機能だ。せいぜい ATOK6時代くらいの能力で十分事足りるのだ。
さて、Linuxの話に戻るが、Linuxを導入して最初に困ったのが、この「日本語入力」である。いわゆるフリーで転がっているLinuxには、 cannaという日本語変換があって、これのカタカナ変換だとか、半角切り替えだとかが、とてつもなく使いづらかった。そこで、仕方なく「Wnn」という 販売ソフトを購入してしまったのだが、これのカスタマイズがなかなか行き届いていて、ぼく好みに仕立てることができた。このWnnという名前、 「Watashino Namaeha Nakanodesu(私の名前は中野です)」が一発で変換できるように開発されたことから、その頭文字で「WNN」というらしい。ちなみに、読み方は 「うんぬ」と読むらしい。
こういったパソコン用語ってのは、独特な読み方があり、いろいろ人に伝えなきゃいけないときに、困ってしまうことが多々ある。たとえば、「ATOK」なん てのは、ぼくは「エイトック」と読んでるが、ある人は「アトック」とか言ってるし。もはやどのような呼び方だろうが、そこにこだわることにあまり意味がな いことに、最近気づいた。「TeX」なんてのは、「テックス」と読むと思っていたら、正しくは「テフ」というらしい。なんで「X」が「ふ」なんだ!? 「WYSIWYG(What You See Is What You Getの頭文字)」なんてのを「ウィシウィグ」っていうのはなんかとても無理がある。こういう理不尽な環境の中で、「何をどう読んでもいいじゃないか」と いう気になってくる。なんせ「Wnn」ってのをぼくは「うぬぬ」って読んでたし・・・。

ツカサのウィークリーマンションのCMのせいで、「.co.jp」ってのは、「てんこてんじぇーぴー」以外の読み方なんて考えられなくなってしまった。
わざわざ「ドット」なんて言ってられないでしょ?

2005/01/19

2005 趣味探しの旅

とはいっても、大層なことはないのだが・・・。
これから先の人生、継続してやっていける趣味というものを持たねばいけないなぁ、と思っているわけです。
はっきり言って、いま、ぼくの趣味と言えるものは、「食事&料理」。これから先の成人病世代に向けて、とても危険な趣味であると、最近実感したわけです。 年末年始の夜毎の晩餐で、ぼくの胃袋は常に満タン。こんな状態では、確実に成人病になってしまう。現在の趣味の方向性を変えていかねばいけない。運動する ことも重要だが、こればっかりはなかなかうまくいかない。生まれながらにラクするための苦労は惜しまない性格のせいだ。というわけで、興味の方向性を ちょっと変えてやれば、きっと「食事&料理」という趣味から移行できるのではないかと思ったのだった。
だからといって、ぼくの興味のないようなことを無理にやったとしても、それはそれで長続きしないだろうし、毎日の生活のリズムってのもあるわけだから、強 引にスケジュールを入れても、長続きしないだろう。休日の午後は、Jacquesの散歩に費やされることになる。少しづつ、ちまちまできるような趣味がい いだろう。家内の父親の趣味は、絵を描くことだ。趣味の範囲を大いに越えているようだが、幼少の頃から好きだったらしく、終生の直前までたしなめるすばら しい趣味であると思う。
さて、ではぼくはどうだろう。なぁんにもない。こんなんじゃ、すてきな余生を送ることができないのではないか、と最近とくに思う。唐揚げを揚げるのが得意 だからといって、それを趣味にするというのもなんか違う感じだ。読書や音楽鑑賞、映画鑑賞、ネットサーフィンだって立派な趣味といえるかもしれないが、受 け身的なものを趣味と言うのも違う感じがする。絵画にしろ、楽器にしろ、「自分が何かをする」という能動的なものが、「すてきな趣味」と思える。
ちょっと前までは、ぼくは胸を張って「料理が趣味」と言っていた。たしかに、モノ作りという点では、能動的であるし、料理を食べる立場よりも、作る立場の 方が趣味性が強い。なによりも作ったものを食べてくれて、「おいしい!」なんて言われたりするのが、案外うれしいものだ。それに、絵画や音楽などと違っ て、同じモノ作りでも、結果がすぐに出るあたりがいい。
しかし、料理を作るということは食べるということでもあり、やはりこればっかりは避けられない。作るという趣味と、食べるという趣味の両方を持ち合わせているのがいけないらしい。というわけで、料理&食事という趣味をなんとかしたいのだ。
ぼくには5つ年上の姉がいて、フォークソングが流行した頃に、姉はギターをやっていた。時折、ぼくを部屋へ呼びつけ、姉の演奏を聞かされていた。そのうち、聞かされるだけでなく、「あんたもやんなさい」になった。たしか、ぼくはそのとき小学4、5年くらいだった。
まず、姉はぼくにギターのコードを教えるのだが、その時の教え方というのが、こんな感じだ。
「こ のコードを覚えれば、あとは簡単だから、つらいかもしれないけど、これをやんなさい」といって、「F」のコードをぼくに教えた。なんか指がとても痛かった のを覚えている。覚えているのはそれだけ。痛いってだけ。指先は弦で痛いし、指の関節はツりそうになって痛いし。とにかく痛かった。それでも姉は、「ほ ら!指先が寝てる!立てて!」とスパルタな感じでぼくに教えていた。 それでぼくはギターを弾くのが嫌いになった。
ぼくはギターの音は大好きだ。ロックはもちろん、ボサノバも、フラメンコも、フォークだって嫌いじゃない。ただ、ギターを弾くのだけは姉との過去があり、遠ざかっていた。「指が痛いからもーいやだー!」と投げ出した子供の時に投げ出したまんまになっていた。

そうだ、ギターを始めよう。もう怖いおねーちゃんはいない。ぼくのペースでやればいいんだ。スパルタンな環境ではないんだ。そう考えたら、のびのびやっていけそうな気がした。早速、家内の実家の奥底に眠っているギターを引っ張りだし、弦を張り替え、チューニングもした。
目標はボサノバの「Samba de Uma Nota So」。

まぁ、死ぬまでには弾けるようになるだろう。

大凶な出来事 その1
自販機でたばこを買おうとして、千円札のしわを伸ばそうと、ぴん!と引っ張ったら、やぶれた。

2005/01/13

遅ればせながら初もうで

結局、今年の初もうでは、1月10日になった。
毎年、鶴岡八幡宮に行くことになっている。気づいたら家内は数え年で前厄にあたるらしく、厄よけもお願いした。
成人の日なのか、かなりの人出だ。厄よけしてもらうのに2、30分は待っただろうか。
お参りも終り、破魔矢を買い、絵馬に「世界平和」と記入し、おみくじを引くことになった。
お みくじの窓口のおねいさんは流れ作業のように100円を受取り、おみくじを渡す。普通のお店と違うのは「ありがとうございました」ではなく、なんか、へん な愛想をついていた。「よいお参りでした」みたいな感じだった。ちょっと違和感があったが、さすがに「ありがとう」ではないらしい。
さて、ぼくの引いたおみくじ番号は、「40」番(んー、こういう情報をここに載せていいものかどうか)。

「大凶」

ぼくは、仏教徒である。さらに言うなら、家内との結婚式は、キリスト教だった。毎年初もうでは神社である。おそらく、死に直面したら、「おかぁちゃーん」 と言ってしまうかもしれない。決して「Oh! My God」、「Jesus!!」なんて出てこないし、「神様」や「仏様」なんて単語も出てこないだろう。
ぼくにとっての宗教観なんてのは、そんなものだ。「運」ってのはあるとおもうが、「神」は信じていない。「おばけ」は信じないが、「宇宙人」は信じている。 だから、おみくじの内容がどうかなんて、ぼくには大した問題ではないのだ。
そういえば、去年の初もうでで、ちゃんと絵馬に「世界平和」と書いたはずなのに、去年は災害につぐ災害、あげくにイラクは終息しないし、イスラエルも緊張 しているまんまだ。北朝鮮だって予断を許さない状況だ。鶴岡八幡宮の効力も、たいしたことはない。まあ、中東は遠いから無理としても、アジア圏ぐらいは フォローしてもいいだろう!?
まぁ、そんな効力のあまりない神様から「大凶」というレッテルを張られたところで、ぼくは決して動じたりはしない。だって、神様なんかいないんだから。ぼくはへっちゃらだ。

でも、買い物袋を壁にぶつけて卵が割れそうだったときや、車を運転していて歩道からいきなり自転車が飛び出したりした時、家内はぼくにこう言う。
「あぁ、大凶の男だから・・・」

おれは気にしてないんだよ!?周りが気にしすぎなだけさ。
というわけで、たまたまこんなブログをつくってるわけだから、もし、なんか大凶っぽいことがあったら、ここに掲載していこう。「大凶ブログ」ということで、本年もよろしくお願い致します。

繰り返しいうけど、ほんと、気にしてないんだから、大凶だろうが、大吉だろうが・・・。なんせ、仏教徒だしさ・・・。

2005/01/01

あけましておめでとうございます



今年もよろしくお願いいたします。というわけで、とりあえず、今年の年賀状のタネ明かしを・・・。
今年は酉年です。酉っぽい動作といえば、鳳凰が翼を広げまさに飛立つ瞬間のポーズ。このポーズといえば、ウェストサイドストーリー。そこで、僕らは、ウェ ストサイドストーリーのDVDをレンタル。何度も問題のシーンを再生し、振付けの確認を行う。家内は自称バレエダンサーなので、爪先の向き、目線、指先の 緊張感などいろいろと注文をつけてくる。その後、ストレッチ運動。
そして撮影1日目に入った。撮影場所は、近所の公園。広場に三脚を構え、一人づつ撮影。一人平均15テイクくらい撮影。足の角度が悪いだとか、表情がダメ とか、軽やかじゃないとか(すいませんねぇ、重量級なもんで)、いい感じだと思っても、シャッターチャンスに恵まれなかったり・・・。意外だったのは、家 内も僕も、案外足が上がっていたことだった。予想では、角度90度にも満たないと思っていたのだが(それはそれで、パロディっぽくてよかったんだが)、実 際の映画のワンシーンよりも足が上がっていたくらいだ。んー、次転職するなら、ダンサーか?おれは。という感じで、人間パートは1日で終了。次は Jacquesだ。
撮影2日目。Jacquesの撮影だ。Jacquesも鳥のように羽ばたいてもらわないといけない。フリスビーを投げて、それに飛付くJacquesを撮 影した。フリスビーをキャッチする犬ってのは、とても華麗にジャンプするようなイメージがあるが、それを写真に収めると、案外不格好で、ガニマタっぽく、 コミカルだ。1時間近くフリスビーを投げ、Jacquesを撮影。50テイク以上撮影しただろう。フォルムはいいけど、表情がダメだったり、表情はいいけ ど、ブレていたり、なかなか動物を撮影するのは難しい。日も傾いてきて光量が足りなくなり、どんどんピンボケ映像が増えてくる。しょうがないので、顔パー ト、胴体パートで分けて素材とすることにした。
これで、映像素材がととのったので、あとは、GIMPを使ってフォトレタッチだ。人間を切抜き、犬を切抜き、犬の顔をハメ込み、ライティングと色味をいじ くり、なんとかできた。ここで問題発生。「今年は酉年だった!」 早速ネットでフリー素材の鶏を探すが、なかなか翼を広げている鶏が見つからない。鶏捜索開始から2日目、ネットでいろいろ検索をかける。海外のサイトも調 べるが、chickenで検索すると、鶏の丸焼きとかの鶏肉しかでない。cockで検索すると、いかがわしいのしか出ない。henで検索すると、検索対象 が腐るほど出てきて、うんざりだ。しかし、検索の苦労もあり、イギリスのページで鶏発見!!こいつを加工しよう。
そしてできあがったのが、この年賀状。さて、ウェストサイドストーリーのパロディって気づくのは何人いるだろうか?

しかし、ウェストサイドストーリーって初めて観たけど、ロミオとジュリエットの現代版ってうたっておきながら、ヒロインのマリア死なないし・・・。チコってやつがものすごい貧乏クジ引いてるし・・・。つっこみどころありすぎな映画だ。