2005/05/05

義父のベルギー土産

前回のブログっていうのは、暗喩としてのおみやげおねだりだったのだ。まあ、対象者には暗喩になっていなかったようだけども。
というわけで、ベルギーのお土産を頂いた。義父さんありがとう。婿の立場で正面切って、あれこれ買ってこいとはさすがにいいずらいので、このような間接的なおねだりになってしまいました。
早速、例の世界各国置物置場に陳列してみたのだが....「でかい」
とてつもなくでかい小便小僧なのである。どれくらいでかいかというと、ブランデンブルク門が膝下の高さ。サグラダファミリアとほぼ同等の高さなのだ。
もはや、小僧ではない。

お土産としては、置物のほかに、ビールを頂いた。6種類のビールをみんなでデキャンプしようというお食事会を行った。山盛のフライドポテトと、コロッケが肴だ。
どうもこのメニューがベルギー風らしいのだ。とにかく、フライドポテトには、マヨネイズをたぁっぷりかけるらしい。うん、僕好みだ。なんてすてきな国だろう、ベルギー。
最初に、白ビールを頂いた。白と言うと、サイダーっぽいのを想像していたが、白っぽい琥珀色で、濁っている。味はいかにも海外の地ビールという感じである。
ほかにも、修道院で作っているビールを2種類、普通のヤツと、黒ビール。黒ビールってのは、黒独特の風味とコクがあり、かなりクセはあるが、日本で売っているやつに近い味わいである。
しかし、この修道院ビールの普通っぽいやつは、普通ではなかった。なんか、へんな苦さがあるのだ。はっきり言って、おいしくなかった。
うちの親父に、「ビールはのど越しだ」と教わっていたのだが、この修道院ビールは、のど越しにトゲトゲが残る感じがした。
ロンドンのパブで飲んだビールは、泡と炭酸のキメがとても細かく、のど越しはビロードのそれだったのだが、この修道院ビールの炭酸ののど越しは、エヘン虫のそれであった。
もう、ここから先の僕の舌は、その機能を停止してしまったらしい。

「ベルギーのビールはもうたくさんだ」

その後、義母と家内の誕生日ケーキを食べる際の紅茶が、とてもおいしく感じた。

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