2005/01/01

あけましておめでとうございます



今年もよろしくお願いいたします。というわけで、とりあえず、今年の年賀状のタネ明かしを・・・。
今年は酉年です。酉っぽい動作といえば、鳳凰が翼を広げまさに飛立つ瞬間のポーズ。このポーズといえば、ウェストサイドストーリー。そこで、僕らは、ウェ ストサイドストーリーのDVDをレンタル。何度も問題のシーンを再生し、振付けの確認を行う。家内は自称バレエダンサーなので、爪先の向き、目線、指先の 緊張感などいろいろと注文をつけてくる。その後、ストレッチ運動。
そして撮影1日目に入った。撮影場所は、近所の公園。広場に三脚を構え、一人づつ撮影。一人平均15テイクくらい撮影。足の角度が悪いだとか、表情がダメ とか、軽やかじゃないとか(すいませんねぇ、重量級なもんで)、いい感じだと思っても、シャッターチャンスに恵まれなかったり・・・。意外だったのは、家 内も僕も、案外足が上がっていたことだった。予想では、角度90度にも満たないと思っていたのだが(それはそれで、パロディっぽくてよかったんだが)、実 際の映画のワンシーンよりも足が上がっていたくらいだ。んー、次転職するなら、ダンサーか?おれは。という感じで、人間パートは1日で終了。次は Jacquesだ。
撮影2日目。Jacquesの撮影だ。Jacquesも鳥のように羽ばたいてもらわないといけない。フリスビーを投げて、それに飛付くJacquesを撮 影した。フリスビーをキャッチする犬ってのは、とても華麗にジャンプするようなイメージがあるが、それを写真に収めると、案外不格好で、ガニマタっぽく、 コミカルだ。1時間近くフリスビーを投げ、Jacquesを撮影。50テイク以上撮影しただろう。フォルムはいいけど、表情がダメだったり、表情はいいけ ど、ブレていたり、なかなか動物を撮影するのは難しい。日も傾いてきて光量が足りなくなり、どんどんピンボケ映像が増えてくる。しょうがないので、顔パー ト、胴体パートで分けて素材とすることにした。
これで、映像素材がととのったので、あとは、GIMPを使ってフォトレタッチだ。人間を切抜き、犬を切抜き、犬の顔をハメ込み、ライティングと色味をいじ くり、なんとかできた。ここで問題発生。「今年は酉年だった!」 早速ネットでフリー素材の鶏を探すが、なかなか翼を広げている鶏が見つからない。鶏捜索開始から2日目、ネットでいろいろ検索をかける。海外のサイトも調 べるが、chickenで検索すると、鶏の丸焼きとかの鶏肉しかでない。cockで検索すると、いかがわしいのしか出ない。henで検索すると、検索対象 が腐るほど出てきて、うんざりだ。しかし、検索の苦労もあり、イギリスのページで鶏発見!!こいつを加工しよう。
そしてできあがったのが、この年賀状。さて、ウェストサイドストーリーのパロディって気づくのは何人いるだろうか?

しかし、ウェストサイドストーリーって初めて観たけど、ロミオとジュリエットの現代版ってうたっておきながら、ヒロインのマリア死なないし・・・。チコってやつがものすごい貧乏クジ引いてるし・・・。つっこみどころありすぎな映画だ。

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