2007/04/10

創作料理に挑戦

まだ誰も作ったことのない料理、誰も食べたことのない料理を作ろう。

というわけで、「スープ餃子」を創作した。

 いわゆる普通の人々は、スープ餃子と聞くと、肉や海老なんかが詰まった餃子をスープに浮かんでいるような、そんなスープ餃子を想像するだろう。まぁ、確かにそんなスープ餃子も美味しいんだけれども、ちょっと発想を変えて、未知なる領域に踏み込んでみた。

 以前、小龍包を紹介したが、結局、なかなか到達点には達しないまま、小龍包禁止令が発令されてしまったため、研究&研修ができなくなってしまった。だから、餃子という名のもとに製作しなくてはいけない。

 というわけで、創作料理のスープ餃子というは・・・

「中身がスープな餃子」

なのである。これは簡単です。ちょーーーーー簡単です。では、レシピを紹介しましょう。
 材料 「餃子の皮」「鶏胸肉」「ネギ」以上。
ほら、材料みただけで簡単そうでしょ??

では、作り方。

 鶏胸肉を、肉の繊維に沿って2センチ幅くらいに切ります。鶏皮も細かく切ります。大きめの鍋にたっぷりのお水にいれてグツグツ煮ます。ひたすら煮ます。お水が5分目から6分目になるまで煮詰めます。煮詰めたら塩で味を付けましょう。ちょっとしょっぱいかな?くらいがいいと思いますが、まぁお好みで。バットにあけて荒熱をとるついでに、スプーンなどで、鶏肉をぐずぐずに崩します。そりゃもう肉の繊維が糸のようになるくらい肉の跡形をなくします。
 荒熱とってる間に、ネギをみじん切りにします。フライパンにちょっと多めの胡麻油を入れて、危険なくらいあっためます。そこにネギをいれます。要するに揚げネギを作ります。揚げネギをバットの鶏スープに入れて混ぜます。荒熱が取れたら、冷蔵庫で2、3時間冷まします。すると、ぷるんぷるんに固まっています。なかなか固まっていないような場合は、ゼラチンパウダーでも入れてください。
 餃子の皮に包みます。このとき、空気を入れないように包みましょう。皮に傷を付けないように、すき間のないように閉じましょう。肉餃子のようなヒダヒダをつくるよりは、ヒダがないほうが口当りがいいみたいです。とにかくすき間ができないように。
 グラグラに煮だったお湯に、少量の油を入れて、餃子を茹でます。鍋底に付かないように注意してください。鍋底にくっついたら破れます。くれぐれも破れないよう注意してください。餃子がぷかぷか浮いてくるので、浮き上がって30秒〜1分程度で茹で上がりです。

おいしい頂き方 その1
 そのまま、ちゅるるんとストレートで食べてもいいですが、口の中は確実に火傷します。注意してください。火傷を最小限に食い止めるには、きんきんに冷えた麦酒がいいでしょう。

おいしい頂き方 その2
 2、3個をごはんの上にのせて、破ります。するとスープとごはんが、ぐじゅっとなってなんか「ワンタン茶漬」な感じで悪くないです。ごはんと合わせることを想定して、スープの味付けを濃くするのもいいでしょう。

おいしい頂き方 その3
 黒酢をかけて食べてみましょう。スープと酢が素敵なハーモニーを醸し出します。

発展型
 鶏スープとネギというシンプルな材料ですが、ニラ、小松菜とかも良いかもしれません。ベシャメルソースを使って、「カニクリーム餃子」も可能でしょう。を?今度それやってみよう。

0 件のコメント: